面接・準備
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面接準備はしない方がいい?丸暗記せず自然に話すための準備法
面接準備はしておきましょう。ただし、回答を一字一句覚える必要はありません。企業について調べ、自分の経験を振り返り、要点を自分の言葉で話せるようにすることが大切です。
「練習すると棒読みになりそう」「素の自分を見せた方がいいのでは」と迷うこともありますよね。避けたいのは、質問を聞かずに覚えた文章を再生すること。準備そのものを省くと、話したかった経験や応募理由が伝わらないまま終わるおそれがあります。
東海エリアの大学生にインターン情報を届けるトウカイインターンが、就活やインターンの面接に向けた準備を紹介します。時間が少ない人も、まずは応募理由と経験を一つずつメモするところから始めてみてください。
目次
面接準備は必要。丸暗記との違いを知ろう

準備すると不自然になると言われる理由
回答を全文暗記すると、覚えた順番を守ることに意識が向きがちです。「工夫したこと」を聞かれているのに、活動のきっかけから長く説明してしまう。途中で質問が入ると、どこまで話したか分からなくなる。こうした場面では、用意した文章が会話の妨げになることがあります。
準備するのは台本よりも、話の材料です。「どんな場面だったか」「自分は何をしたか」「そこから何を学んだか」を思い出せれば、質問に合わせて話す部分を選べます。同じ内容でも、毎回まったく同じ言葉で話す必要はありません。
準備なしでは伝えたい経験を話しきれない
自然体で話すことと、その場で何もかも考えることは別です。例えば、アルバイトで困った出来事だけを話し、自分がどう動いたかを言い忘れると、相手はあなたの取り組みを把握しにくくなります。
企業の仕事を確認していなければ、「なぜ応募したのですか」という質問にも答えにくいでしょう。立派な言葉を用意するより、実際の経験と応募先の仕事を結び付けておく方が、伝えたい内容を思い出す助けになります。
面接前に準備しておきたい3つのこと

企業を調べて応募理由を言葉にする
企業の公式サイトと募集ページを読み、事業内容、募集している仕事、参加条件を確認します。そのうえで「どの仕事に興味を持ったか」「なぜ自分がやってみたいか」を一つずつ書いてみましょう。
「成長できそうだから」だけでは、どの企業にも当てはまります。例えば、記事制作のインターンなら「ゼミで調査した内容を伝える面白さを感じたので、読者に伝わる記事の作り方を学びたい」と、自分の経験から説明できます。これは考え方の例なので、実際に経験していないことを借りて話す必要はありません。
まだ分からないことは、質問として残しておきます。「学生は最初にどの業務から担当しますか」のように、募集ページを読んでも分からなかった点を聞けると、参加後の仕事を具体的に想像しやすくなります。
経験を振り返り、提出した書類と照らす
自己PRや学生時代に取り組んだことは、経験を一つ選んで振り返ります。大きな受賞歴に限りません。授業、ゼミ、部活、アルバイトなどで、自分が考えて動いた場面を探してください。
その経験について、状況、自分の行動、結果や学びを短くメモします。グループ全体の成果と自分が担当したことは分けましょう。数値を覚えていない場合は無理に作らず、確かに説明できる範囲にとどめます。
提出したエントリーシートや履歴書も読み返します。活動期間や担当内容が食い違っていないか、書いた強みを具体例で説明できるかを確認してください。経験の選び方から迷う場合は、インターン応募の自己PRの作り方も参考になります。
面接の案内と参加条件を確認する
日時、場所、持ち物、服装の指定、連絡先は案内メールで確認します。対面なら経路と所要時間、オンラインなら接続方法、マイク、カメラ、周囲の音を確認しておきましょう。服装や入室方法は、応募先からの指定があればそれを優先します。
長期インターンでは、参加できる曜日や時間、開始できる時期もメモしておくと話しやすくなります。授業や試験の予定と照らし、まだ確定していない部分はそのまま伝えます。採用されたい気持ちから、続けられない勤務日数を約束しないことも大切です。
要点メモから自分の言葉で話す練習

学生の経験を3つの要点にする
ここでは、ゼミの発表に取り組んだ学生の架空の例を使います。まずは文章にせず、次の3点だけをメモします。
- 状況:グループ発表で、各自の説明が重複していた
- 行動:内容を持ち寄り、担当する範囲を相談した
- 学び:早めに内容を共有すると、役割を決めやすくなる
「学生時代に力を入れたことは?」と聞かれたら、このメモから次のように話せます。
ゼミのグループ発表に力を入れました。準備中に各自の説明が重複していると気付き、内容を持ち寄って担当範囲を相談することを提案しました。この経験から、作業を進める前に内容を共有する大切さを学びました。
例文を覚えるための練習ではありません。自分の経験に置き換えて、「自分がしたこと」が相手に伝わるかを確かめる練習です。話す順序で迷うなら、結論から話すPREP法の例を確認し、質問への答えを最初に置いてみましょう。
質問が変わったら必要な部分から答える
同じ経験でも、「なぜ提案したのですか」と聞かれたら理由から答えます。先ほどの例なら「このまま別々に準備すると発表内容が重なり、聞く人に伝わりにくいと考えたからです」と返せます。
「担当範囲はどう決めましたか」なら、実際に相談した過程を説明します。最初の回答を最初から繰り返す必要はありません。何を聞かれたかを確かめ、相手が知りたい部分を補うつもりで話してみてください。
家族や友人に頼めるなら、回答の後に「どうして?」「具体的には?」と一つ質問してもらうのも方法です。答えに詰まった箇所は、文章を追加して暗記するより、当時の出来事をもう一度振り返りましょう。自己紹介の内容は別に短く用意し、インターン面接の自己紹介で役割の違いを確認できます。
録音して、伝わらない部分だけ直す
スマートフォンなどで一度録音し、質問への答えが最初にあるか、自分の行動が分かるか、説明が長くなりすぎていないかを聞き返します。口癖をすべて消すことより、話の内容が伝わることを優先してください。
例えば「みんなで頑張りました」だけなら、自分が何をしたかを加えます。活動の背景が長いなら、相手が経験を理解するために必要な説明だけを残します。回答時間の指定がある場合は、それに収まるかも確認しましょう。
一度に全部直そうとせず、気になった点を一つ直してもう一度話します。メモを見なくても要点を思い出せて、順番の違う質問にも答えられれば、全文を暗記する練習から離れられます。
前日・当日にできる準備と受け答え

時間がなければ応募理由・経験・案内から確認する
前日まで準備できていなくても、確認する範囲を絞って取りかかれます。まず募集ページを読み、応募理由を一つメモします。次に提出書類を読み返し、話す経験を一つ選びます。最後に案内メールを確認し、移動や接続に必要なことを済ませましょう。
余裕があれば、応募理由と経験を一度ずつ声に出します。頭の中では説明できたつもりでも、話してみると足りない言葉に気付くことがあります。想定質問を大量に増やすより、この二つを自分の言葉で話せるか確かめてください。
当日の直前は、新しい回答を詰め込むより要点を見返します。緊張したら、無理のない範囲でゆっくり息を吐き、次に聞かれる質問へ意識を向けましょう。緊張を完全になくすことを目標にしなくても大丈夫です。
想定外の質問は考える時間をもらう
用意していなかった質問には、「少し考える時間をいただいてもよろしいでしょうか」と伝え、質問に合う経験を思い出します。質問の意味が分からない場合は、「〇〇についての質問という理解でよろしいでしょうか」と確認してもかまいません。
知らない内容を知っているように話す必要はありません。「その点はまだ理解できていません」と伝えたうえで、分かる範囲を説明します。どの答え方が評価されるかは企業や質問によって異なりますが、事実と異なる回答を作らないことは守りましょう。
面接準備についてよくある疑問

準備にどれくらい時間をかければいい?
必要な時間は、企業への理解や面接経験によって変わります。一律の時間より、応募理由、経験、当日の条件を確認できたかを目安にしてください。準備を終えられないと感じたら、質問を増やすのを止め、すでに選んだ経験を自分の言葉で話せるか確認しましょう。
緊張して言葉に詰まったら不合格?
言葉に詰まったことだけで合否は分かりません。評価基準は企業によって異なります。話せなくなったら少し間を取り、質問への答えから再開してみてください。面接後は、うまく説明できなかった点を一つメモすると、次の練習に使えます。
まとめ
面接準備は必要ですが、全文を暗記することが目的ではありません。企業の仕事と応募理由、自分の経験、当日の案内を確認し、質問に合わせて要点を話せるようにしておきましょう。
まずは経験を一つ選び、「状況・自分の行動・学び」の3点をメモして、声に出してみてください。録音を聞いて説明が足りない部分を一つ直すだけでも、次に練習することが見えてきます。時間が少ない日は、応募理由と経験、移動や接続の確認を優先します。
これから応募先を探す人は、トウカイインターンの求人一覧で仕事内容や募集条件を確認してみてください。興味のある仕事と、授業の予定に合う参加条件を見つけることも、面接準備の出発点になります。
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