自己分析・就活準備
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自己分析シートの作り方と就活で使えるテンプレート・記入例2選
自己分析シートは、経験・感情・行動を書き出し、自分の強みや大切にしたいことを考えるための用紙です。まずは最近の経験を一つ選び、下のテンプレートをコピーして、思い出せる欄から書いてみてください。
大学生の就活や長期インターン応募に使えるよう、空欄のテンプレート、学園祭とアルバイトの記入例、書く順番を紹介します。本文のテンプレートは無料でコピーできます。PDFやExcelファイルの配布ではありませんが、ノートや表計算ソフトへ移して使えます。
目次
自己分析シートのテンプレートと記入例
一つの経験につき一枚を使います。初めからすべて埋める必要はありません。「事実」「感情」「自分の行動」を書いてから、強みや応募文を考えると、根拠のない自己評価になりにくくなります。
コピーして使える空欄テンプレート
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自己分析シート(1枚テンプレ)
経験のタイトル(ひとことで):
いつの経験か:
場面(どこで、誰と、何を):
事実(起きたこと、状況、数字):
感情(そのとき何を感じたか):
課題(何が問題だと思ったか):
自分の行動(実際にやったこと):
工夫(うまくいくために変えたこと):
結果(どう変わったか):
学び(次に活かせること):
強みの仮説(行動の言葉で):
価値観の仮説(何を大事にしたか):
合う環境(どんな条件だと強みが出るか):
苦手な環境(どんな条件だと崩れやすいか):
自己PRの下書き(結論→根拠→再現性):
志望動機の下書き(価値観→相性→行動):
面接で深掘りされそうな点(先回りメモ):
「事実」は観察できたこと、「感情」はそのときの気持ちです。「みんなに感謝された」だけで終わらせず、誰に、何について、どんな言葉をもらったかを思い出します。分からない数字は空欄で構いません。応募書類に合わせて実績を作らないでください。
次の二つは、書き方を説明するための架空の記入例です。自分の経験に置き換え、実際に確認できたことだけを書いてください。
学園祭のSNS運用の記入例

例文1 学園祭のSNS運用
経験のタイトル: 学園祭のSNS運用で投稿内容を見直した
いつの経験か: 大学2年 秋
場面: 実行委員の広報班で、InstagramとXを担当
事実: 投稿が告知だけで伸びず、フォロワーが増えなかった
感情: せっかくやるなら結果につなげたい、空回りが悔しい
課題: 見る人の知りたい情報が分かっていない
自分の行動: 過去の伸びた投稿を分析し、質問が多い内容を整理した
工夫: 企画紹介を「写真1枚」から「ストーリー形式」に変え、投稿頻度を固定した
結果: 保存数が増え、当日の来場者アンケでSNS経由が増えた
学び: まず仮説を立て、小さく試して改善するのが効果的
強みの仮説: データと反応から仮説を立て、改善を回す
価値観の仮説: 努力を成果につなげたい、納得できる根拠で判断したい
合う環境: 施策を試せて、振り返りができる環境
苦手な環境: 目的が曖昧で、改善の余地がない環境
自己PRの下書き: 私は反応データから仮説を立て、改善を回すのが得意です。学園祭のSNS運用で伸びない原因を整理し、投稿の型を変えて検証しました。結果として保存数が増え、来場者アンケートでもSNS経由の回答が増えました。この経験で学んだ、反応を確認して改善する進め方をマーケティングの実務でも試したいです。
志望動機の下書き: 根拠を持って改善を回せる環境で成長したいです。長期インターンで施策の検証と振り返りを経験し、仮説検証の力を実務で伸ばしたいです。
深掘りメモ: 具体的に何を分析したか、投稿の型はどう変えたか
塾アルバイトの記入例
例文2 塾アルバイトで学習の続け方を変えた例
経験のタイトル: 宿題が続かない生徒と取り組み方を変えた
いつの経験か: 大学1年 冬
場面: 個別指導で、勉強が続かない生徒を担当
事実: 宿題が続かず、テスト前に焦って詰め込む状態だった
感情: もったいない、本人もつらそうで何とかしたい
課題: 勉強のハードルが高すぎて最初の一歩が重い
自分の行動: 目標を週単位に分解し、最初の10分で終わる課題から始めた
工夫: できた日の記録を残し、次回はまず成功体験の振り返りから入れた
結果: 勉強の回数が増え、提出率が上がった
学び: 相手の負担を下げて、続く仕組みを作ると動きやすい
強みの仮説: 相手の負担を下げ、続く仕組みを作る
価値観の仮説: 周りが動きやすい状態を作りたい
合う環境: 課題を分解し、仕組みで改善できる環境
苦手な環境: 根性だけで押し切る環境
自己PRの下書き: 私は課題を分解し、続く仕組みを作るのが得意です。塾バイトで勉強が続かない生徒に対し、目標を小さくして短い課題を続けるやり方に変えました。結果として提出率が改善しました。相手の負担を確かめながら進める方法を、インターンのサポート業務でも試したいです。
志望動機の下書き: 人が動きやすい仕組みを作れるようになりたいです。長期インターンで業務改善やサポート業務を経験し、仕組みで成果を出す力を伸ばしたいです。
深掘りメモ: 分解した課題の例、続く仕組みをどう作ったか
塾アルバイトの例では、課題を短くした理由と、生徒の変化を結びつけています。成果が小さくても、工夫した理由を説明できれば振り返る材料になります。
自己分析シートの書き方

書き始める段階では、応募先に好まれそうな強みを決めるより、経験を具体的に思い出すことを優先します。自己分析全体の進め方から確認したい場合は、自己分析のやり方5ステップも参考になります。
場面と自分の役割を決める
タイトルは、あなたが思い出せる言葉で十分です。「塾バイトで成績が伸びない生徒を担当」「学園祭のSNS運用」「ゼミ発表で質問が少なかった」など、場面が浮かぶ形にします。
「いつ」「どこで」「誰と」「何を」を先に書くと、後の事実が具体になりやすいです。「ゼミで頑張った」から「発表前に質問を集めた」のように、場面を狭めます。
チームの経験なら「広報班の一員として投稿案を作った」など、自分の担当も書きます。チーム全体の結果と自分の行動を分けると、成果を大きく見せすぎずに説明できます。
事実と感情を分ける
事実は、起きたことと状況です。数字や条件があるなら入れます。感情は、その場での気持ちです。良い気分だけでなく、焦りや悔しさも書くほうが価値観が見えます。
ここでのコツは、評価を書かないことです。「自分はダメだった」ではなく「何が起きたか」「何を感じたか」を分けます。
行動と理由を具体化する
強みの根拠を示すには、性格の名前だけでなく行動を振り返ります。「何をやったか」を、できれば手順として書きます。
たとえば「先輩に相談した」だけだと弱いですが、「まず状況をメモして、先輩に3つ質問を作り、回答をもとにやり方を変えた」と書けると、再現性が見えます。行動を選んだ理由も一行添えると、自分の考え方が伝わります。
強みと価値観を仮説にする
行動が書けたら、強みの仮説が出せます。ポイントは「行動の言葉」にすることです。
「コミュ力がある」ではなく「相手の不安を言葉にして整理し、次の行動を決める」。この形にすると、その言葉を支える経験を説明しやすくなります。
価値観は、感情の裏側です。「もったいない」「悔しい」「腹が立つ」「楽しい」の理由を一段掘ると、判断基準が出てきます。
仮説がどの場面でも当てはまるとは限りません。別の経験でも同じ行動をしていたか、うまくできなかったときは何が違ったかを確かめます。「振り返る時間があれば改善できる」など、力を発揮しやすい条件を残しましょう。
紙・Excel・スプレッドシートで作る方法
項目を縦に並べて記入欄を作る
紙なら左側に項目名、右側に回答欄を作ります。ExcelやGoogleスプレッドシートでも、A列に項目、B列に回答を置く二列の形から始めると、長い文章を横へ追わずに読めます。上のテンプレートの項目を一行ずつ縦に並べ、回答は短い文で入力してください。
文字が見切れる場合は、回答欄の折り返し表示と行の高さを調節します。一枚を印刷したいときは、印刷前のプレビューで文字の大きさを確認してください。無理に一ページへ縮小すると読みづらくなるので、複数ページでも構いません。
経験は必要な分だけ増やす
二つ目以降の経験は、用紙やシートを複製して書く方法が分かりやすいです。比較用には「経験名・行動・大切にしたこと・合う環境」だけを抜き出すと、同じ特徴を探しやすくなります。すべての項目を横に並べる必要はありません。
まず一つを埋め、その後に授業・アルバイト・趣味など場面の違う経験を追加します。三つ程度を比べるのは始め方の目安であり、三枚で十分、二枚では不十分という決まりではありません。似た行動が出ない経験や失敗例も残すと、強みが出る条件を考えられます。
項目は使ってから追加します。役割や、同じ強みが出やすい条件が抜けていれば一行足してください。応募書類や面接で説明に迷った点も、元のシートへ戻って追記できます。共有するときは、知人やアルバイト先の個人情報を必要以上に載せないようにしましょう。
目的に合う自己分析シートの選び方
このページのテンプレートは、一つの経験を深く振り返るためのものです。そもそも経験を選べない、気持ちを言葉にしにくい場合は、別の書式を補助として使えます。全部を作る必要はありません。
| 今、困っていること | 使う書式 | 書いた後にすること |
|---|---|---|
| 経験を深く振り返りたい | このページのテンプレート | 行動から強みの仮説を考える |
| 経験が思い浮かばない | 自分史 | 気になる出来事を一つ選ぶ |
| 気持ちの変化を見たい | モチベーショングラフ | 変化した場面と理由を書く |
| 言葉のつながりを広げたい | マインドマップ | 枝の中から経験を具体化する |
経験を思い出す自分史とモチベーショングラフ
自分史は、時期ごとの出来事を並べる方法です。小学校から現在までを完璧に埋めようとせず、授業・部活・友人関係など、思い出せる経験から書きます。気持ちの変化を見たいなら、横軸を時期、縦軸を自分なりの満足度にしたモチベーショングラフが使えます。点数の高低を他人と比べず、変わったところの出来事と理由を考えてください。
たとえば「ゼミの発表後は満足度が高かった」と分かったら、「何がうれしかったか」「どんな準備をしたか」を、このページのテンプレートに戻して書きます。グラフを描いて終わらせず、経験の中身につなげます。
考えを広げるマインドマップと他者の視点
言葉を順番に書きにくいときは、中心のテーマから関連する言葉を枝でつなぐマインドマップを使う方法もあります。詳しい作り方は自己分析マインドマップの作り方で確認できます。自分では気づけない特徴は、友人や家族に「そう感じた場面も教えて」と聞き、自分の記録と比べます。
やりたいこと・できること・企業から求められることを分けるWill・Can・Mustも、応募先を比べる段階で使えます。企業が求めることは想像だけで埋めず、募集内容などで確認しましょう。質問に答える診断を補助にしたい場合は、登録不要の自己分析ツールの比較へ進めます。診断結果も、実際の経験に照らして使ってください。
書いた内容を自己PRとインターン探しに使う

自己PR・ガクチカ・志望動機に分ける
同じ経験でも、聞かれたことに合わせて順番を変えます。自己PRなら「強み→根拠となる行動→応募先でどう使いたいか」、ガクチカなら「力を入れたこと→課題→工夫→結果や学び」が基本です。学園祭の例なら、自己PRでは反応を見て改善する力を先に述べ、ガクチカでは広報に取り組んだ経緯から説明できます。
志望動機は、自分の希望だけで終わらせません。「振り返りながら改善したい」という価値観と、募集に書かれた具体的な業務や学べる環境を結びつけます。会社を調べずに、どこでも同じ文章を使わないようにしましょう。応募文の詳しい組み立て方はインターン応募の自己PRの書き方で確認できます。
求人と面接で確かめる

シートの「合う環境」を、求人や面接で確かめる項目にします。「反応を見て改善する仕事がしたい」なら、施策を試せるか、振り返りの機会があるか、任される範囲はどこまでかを確認しましょう。「人の困りごとを聞くのが好き」なら、顧客対応などが候補になりますが、実際の仕事内容を読んでから比べます。
「合う環境」は今の仮説です。求人の業務内容と、実際に任される範囲、相談相手、振り返りの機会を確認します。東海エリアでも、愛知・岐阜・三重・静岡のどこまで通えるか、授業のある曜日に無理なく働けるかは人によって違います。仕事の興味と続けられる条件を一緒に見てください。
面接前には、次の質問に自分の言葉で答えられるか確認します。答えに詰まったら、該当する経験の欄に事実や理由を一行足しましょう。
面接チェック用の質問
なぜその行動を取ったのか:
別の選択肢はなかったのか:
うまくいかなかった点は何で、次にどうするか:
その強みは別の場面でも出るか(再現条件):
その強みはインターン業務でどう活きるか:
よくある質問

経験が浮かばず、シートが埋まらないときは?
大きな成果や役職に限らず、授業で質問したこと、予定を調整したこと、人から頼まれたことも候補です。場面を一つ決めて、次の問いに答えてみてください。
質問テンプレ(場面を決めて答える)
そのとき最初に確認したことは何か:
優先順位はどう決めたか:
困っていたのは誰で、何に困っていたか:
自分が変えられたのは何で、変えられなかったのは何か:
相談した相手は誰で、何を相談したか:
うまくいかなかった点は何で、次にどう変えるか:
自分だけで思い出せないときは、当時の予定やメモを見たり、一緒に活動した人へ聞いたりします。思い出せない部分は無理に埋めず、別の経験を選んでも構いません。
弱みばかり出てくるときは?
弱みを良い言葉へ置き換えるだけで終わらせず、「どんな状況で困ったか」「どう対処したか」を書きます。たとえば慎重になりすぎるなら、「提出直前まで確認を続けた」「次は確認の締切を決める」と具体化します。強みも弱みも状況によって変わるため、性格を一言で決めつけないことが大切です。
何枚必要ですか?企業へ提出しますか?
必要な枚数に決まりはありません。一つ書いてから異なる経験を増やし、特徴を比べてみてください。自己分析シートは通常、自分用の下書きです。企業から指定されたシートがある場合は、その項目と提出方法を確認します。自分用の記録をそのまま送る必要はありません。
まとめ
自己分析シートは、経験の事実と、そのときの気持ち・行動を分けて書くための道具です。まずは一つの経験を選び、テンプレートの書ける欄から埋めてみてください。強みや価値観は、書いた行動を読み返して仮説にします。別の経験と比べ、うまくいかなかった条件も残すと、自分の特徴を説明しやすくなります。紙でも表計算ソフトでも、続けて書き足せる形なら構いません。できた材料は、自己PRや志望動機で問われる内容に合わせて使い分けましょう。インターンを選ぶときは、興味のある業務、相談できる環境、授業や通学との両立を確かめます。まずは東海エリアのインターンを探すページで、シートに書いた条件と募集内容を比べてみてください。
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