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仕事でミスしたときの報告の仕方は?上司への伝え方と例文

執筆・編集:トウカイインターン編集部

仕事でミスしたときの報告の仕方は?上司への伝え方と例文

仕事でミスに気づいた瞬間は、「怒られたくない」「自分で直せば気づかれないかもしれない」と考えてしまいがちです。報告しようと決めても、何から話せばよいか分からず、言葉が出てこないこともあります。

仕事でミスをしたときの報告の仕方は、気づいたらすぐに、最初の一言で「ミスがありました」と伝えるのが基本です。そのあとは、起きたこと、影響、すでにしたこと、次にどうしたいかの順で話します。原因や経緯は、相手に聞かれてから答えれば十分です。

この記事では、ミスを報告するときの順番、報告前に1分で書けるメモ、誤送信や締め切り遅れなど場面別の例文を紹介します。アルバイトや長期インターンを始めたばかりの大学生にも使える内容です。

ミスに気づいたら、直す前に報告する

仕事でミスしたときの報告の仕方は?上司への伝え方と例文 ミスに気づいたら、直す前に報告するの図解

ミスに気づいたとき、最初にすることは修正ではなく報告です。自分だけで直そうとすると、そのあいだに影響が広がったり、直し方がかえって問題を大きくしたりすることがあります。

黙って直さない

たとえば、取引先へ送ったメールの宛先を間違えた場合、慌てて「先ほどのメールは削除してください」と追加で送ると、相手先をさらに混乱させるかもしれません。どう対処するかは、会社や取引先との関係によって変わります。

自分で直せそうに見えるミスでも、まず上司や担当者に伝え、「こう直そうと思います」と確認してから動きましょう。直した後で報告すると、「なぜ先に言わなかったのか」と別の問題になりがちです。

原因が分からなくても先に伝える

「なぜ起きたのか説明できるまで報告しない」と考えると、報告がどんどん遅れます。原因の調べ方も、上司の方が早く見当をつけられる場合があります。

分かっていることと分かっていないことを分けて、そのまま伝えれば大丈夫です。

報告例:「請求書の金額に誤りがありました。どの時点で間違えたかはまだ確認できていません。先にご報告します」

ミスの報告が怖いときは

ミスを報告するのが怖いのは、自然なことです。怒られるかもしれない、評価が下がるかもしれないと考えると、声をかけるまでに時間がかかります。

ただ、報告が遅れるほど、直すための時間は減っていきます。報告を受ける側にとっては、ミスそのものより、手を打てたはずの時間に知らされなかったことの方が困る場合が多いものです。怖さを消そうとするより、怖いまま伝えられる準備をしましょう。

最初の一言だけ決めておく

何を話すか全部考えようとすると、声をかけるまでが長くなります。最初の一言だけ決めておけば、あとは聞かれたことに答えるだけで報告は進みます。

最初の一言の例:「〇〇さん、今よろしいですか。〇〇の件でミスがありました」

言葉が出てこない不安があるなら、後で紹介するミス報告メモを書き、それを見ながら話しても構いません。

報告が遅れてしまったとき

気づいてから時間がたってしまった場合も、今から伝えます。遅れた理由を先に長く説明するより、「気づいたのは昨日でしたが、報告が遅れました。申し訳ありません」と一言添えて、起きたことを伝えましょう。

遅れた報告でも、黙ったまま相手に見つかるよりは、手を打てる時間が残ります。

報告は4つの順番で伝える

仕事でミスしたときの報告の仕方は?上司への伝え方と例文 報告は4つの順番で伝えるの図解

ミスの報告で怒られやすいのは、経緯から話し始めるパターンです。本人は状況を正確に伝えようとしているのに、聞く側には言い訳に聞こえてしまいます。

次の4つの順番で話すと、相手は最初の数秒で状況をつかめます。

順番伝えること言い方の例
1起きたこと「〇〇でミスがありました」
2影響と期限「A社への提出が今日17時なので、それまでに直す必要があります」
3すでにしたこと「送信済みのファイルは差し替え用に修正しました」
4次の案と相談「A社へ訂正の連絡を入れたいのですが、文面を確認していただけますか」

最初の一文で「ミスがありました」と言う

「今よろしいですか」と声をかけた後は、前置きをせずに「〇〇の件でミスがありました」と言います。謝罪はこの直後に一言添えれば十分です。

長く謝り続けると、何が起きたのかが相手に伝わるまで時間がかかります。謝罪は短く、内容を先に届けることを意識しましょう。

事実と推測を分ける

確認できたことと、自分の予想は分けて話します。「たぶん大丈夫だと思います」「おそらく誰も見ていません」のような推測を事実のように言うと、上司が影響を小さく見積もってしまうおそれがあります。

言い分け例:「送信先が違っていたことは確認しました。相手が開封したかどうかは分かりません」

影響は「誰に」「いつまでに」で伝える

影響を伝えるときは、「大変なことになりました」ではなく、誰に関係するか、いつまでに何をしないといけないかを言います。上司は、その情報から急ぎの度合いを決めます。

分からない場合は、「影響の範囲はまだ確認中です」と言えば問題ありません。

すでにしたことと、まだしていないことを言う

報告までに何か手を打っていれば、それも伝えます。同時に、まだ手をつけていないことも言いましょう。上司が同じ作業を重ねたり、必要な連絡が漏れたりするのを防げます。

報告例:「修正版のファイルは作りました。取引先への連絡はまだしていません」

次の案を一つ添えて判断をもらう

自分の考えを一つ添えると、上司は「それでよい」「こうしてほしい」と答えやすくなります。案が思いつかないときは、無理に作らず「どう進めればよいか相談させてください」と伝えます。

話を短くまとめるのが苦手な場合は、結論から話すコツとPREP法の例文も参考にしてください。

報告前に1分で書くミス報告メモ

焦っていると、口頭で順番どおりに話すのは意外と難しいものです。声をかける前に、次の4行だけでも書き出しておくと、言い忘れを防げます。スマートフォンのメモやチャットの下書きにコピーして使ってください。

【起きたこと】
いつ・何で・どう間違えたか(確認できた事実だけ)

【影響と期限】
誰に影響するか/いつまでに何が必要か/分からないこと

【すでにしたこと・まだしていないこと】
やったこと:
まだ:

【次の案・相談したいこと】

書いてみて埋まらない欄があっても、報告を遅らせる理由にはなりません。「ここはまだ分かりません」と書いたまま伝えれば、上司と一緒に埋めていけます。

記入例:資料の数字を間違えた場合

【起きたこと】
今朝共有した会議資料の5ページ、先月の売上を「120万円」と書いたが、正しくは「102万円」だった

【影響と期限】
14時の社内会議で使う予定。資料はチームの5人に共有済み

【すでにしたこと・まだしていないこと】
やったこと:元データを確認し、修正版を作成した
まだ:共有済みの資料は差し替えていない

【次の案・相談したいこと】
修正版を共有し直し、チャットで修正箇所を伝えたい。この進め方でよいか確認したい

このメモがあれば、口頭で読み上げても、そのままチャットに貼っても報告になります。

場面別のミス報告の例文

長期インターンやアルバイトで起こりやすい4つの場面を例に、上司や担当者への伝え方を紹介します。社名や数字は、自分の状況に置き換えて使ってください。

メールやチャットを誤送信したとき

口頭の例:「申し訳ありません、送信ミスがありました。A社宛ての見積書を、誤ってB社の担当者に送ってしまいました。送信は10分前です。B社への連絡はまだしていません。どのように連絡すればよいか、指示をいただけますか」

誤送信は、相手側で開封されるほど影響が広がりやすいミスです。追加のメールを自分の判断で送る前に、すぐ上司へ伝えましょう。

入力した数字やデータを間違えたとき

チャットの例:「【ミスのご報告】顧客リストの入力で誤りがありました。9月分の30件のうち、電話番号の列が1行ずれていました。リストはまだ外部に出していません。修正して15時までに再提出したいのですが、よろしいでしょうか」

件数や範囲が分かっているなら数字で伝えると、相手は確認にかかる手間を見積もりやすくなります。

締め切りに間に合わないとき

口頭の例:「申し訳ありません、今日17時締め切りの記事が間に合いそうにありません。構成まではできていて、本文は半分ほどです。明日の12時までには提出できます。締め切りを延ばしていただくことはできますか。難しければ、先に構成だけ提出します」

締め切りの遅れは、締め切り当日よりも「間に合わないかもしれない」と感じた時点で伝える方が、上司も対処しやすくなります。代わりに出せるものがあれば一緒に示しましょう。

SNSで誤った内容を投稿したとき

チャットの例:「【至急】会社のInstagramで、イベントの日付を『10月5日』と誤って投稿しました。正しくは10月12日です。投稿から20分経っていて、いいねが8件ついています。投稿はまだ削除も編集もしていません。編集で直すか、削除して出し直すか判断をお願いします」

公開した投稿は、自分で消すか直すかによって見え方が変わります。慌てて操作する前に、上司に判断をもらいましょう。

口頭とチャットの使い分け

急ぎのミスは、まず口頭か電話で伝えるのが確実です。相手が席を外している、会議中で話せないといった場合は、チャットで先に要点を送り、「至急」とひと目で分かるように書きます。

手段向いている場面気をつけること
口頭・電話取引先や公開物に影響するミス、すぐ判断が必要なミス話した後、要点をチャットにも残す
チャット相手が話せない状況、社内だけで済む小さなミス冒頭に【ミスのご報告】【至急】と書き、返事が必要な時刻を添える
メール社外の人に報告する、正式な記録が必要なとき上司の確認を取ってから送る

口頭で報告した後も、チャットに「先ほどご報告した件の要点です」と書いておくと、関係者に共有しやすくなります。

ミスの報告で避けたい4つの言い方

言葉づかいよりも、相手が状況を誤解する言い方に注意しましょう。

「でも」「実は」から経緯を話す

「実は昨日、A社から資料が届いたのですが、そのときに〜」と経緯から始めると、ミスの内容が出てくるまで時間がかかります。まず「ミスがありました」と言い、経緯は聞かれたら答えます。

謝るだけで終わる

「本当に申し訳ありません」を繰り返すだけでは、上司は何が起きたのか分かりません。謝罪は短くして、起きたことと影響を伝えましょう。

「たぶん大丈夫です」と見込みで伝える

影響が小さいことを期待して、確認していない見込みを伝えるのは避けます。後から影響が大きかったと分かると、ミスそのものより「報告が不正確だった」ことが問題になります。

人のせいに聞こえる言い方をする

ほかの人の指示や資料が関係していても、最初に「〇〇さんの資料が間違っていたので」と言うと、責任を押しつけているように聞こえます。まず自分が確認できた事実を伝え、原因の話は落ち着いてからにしましょう。

報告した後にすること

報告して終わりではありません。指示を受けてから片づけるまでの動きで、上司の信頼を取り戻せます。

指示を復唱して動く

上司から指示を受けたら、「A社にはお詫びの電話をしてから、修正版をメールで送るのですね」と復唱します。焦っているときほど、聞き間違いが起きやすくなります。

片づいたら完了を伝える

対処が終わったら、短く報告します。

報告例:「A社に修正版を送り、受け取りの返信をいただきました。ご迷惑をおかけしました」

同じミスを防ぐ手順を一つ決める

落ち着いたら、同じミスを防ぐための手順を一つだけ決めます。「送信前に宛先を声に出して確認する」「数字は元データと二度照らし合わせる」のように、次の作業ですぐ実行できるものにしましょう。上司に「今後はこうします」と一言伝えておくと、報告がきちんと終わります。

長期インターンでミスをしたときに知っておきたいこと

長期インターンでは、社員と同じように実務を任されます。慣れない仕事でミスが起きるのは自然なことで、受け入れる企業側もそれを前提に仕事を任せています。大切なのは、ミスをしないことよりも、早く正確に報告できることです。

初週のうちに、「ミスに気づいたときは、まず誰に、どの手段で伝えればよいですか」と担当者に確認しておくと、いざというときに迷いません。担当者が不在のときの連絡先も聞いておきましょう。

仕事で分からないことを聞くタイミングに迷う場合は、仕事で質問するときの聞き方と声かけ例も役立ちます。東海エリアの長期インターン求人を見るときは、仕事内容に加えて、研修や社員からのフィードバックがあるかも確認してみてください。

まとめ

仕事でミスに気づいたら、自分で直す前に上司や担当者へ報告します。原因が分からなくても、分かっていることと分かっていないことを分けて先に伝えましょう。

報告は「起きたこと」「影響と期限」「すでにしたこと・まだしていないこと」「次の案と相談」の順で話します。経緯から話し始めると言い訳に聞こえやすいため、最初の一文で「ミスがありました」と伝え、経緯は聞かれてから答えれば十分です。焦って言葉が出ないときは、4行のミス報告メモを書いてから声をかけます。長期インターンやアルバイトでは、初週のうちにミスの報告先と連絡手段を確認しておくと安心です。

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