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報連相とは?インターン生が覚えたい報告・連絡・相談

執筆・編集:トウカイインターン編集部

報連相とは?インターン生が覚えたい報告・連絡・相談

インターン先で「報連相をしっかりね」と言われたものの、何をいつ伝えればいいのか分からない。報連相とは、仕事の様子を社員さんに伝える「報告・連絡・相談」の3つをまとめた言葉です。毎日出社しないインターン生なら、帰る前にその日の報告をまとめて伝えるだけでも、社員さんの安心感は大きく変わります。

3つの違いが分かれば、声をかける前に「今から言うのはどれか」を自分で決められます。迷って黙ってしまう時間も減るはずです。

報連相とは?報告・連絡・相談の意味

報告は結果、連絡は事実、相談は迷いを伝える。報連相の3つの違い

報連相(ほうれんそう)は、報告・連絡・相談の頭文字を取った言葉です。仕事を一緒に進める人どうしで、状況を早く正しく共有するための基本の動きとして、新人研修でもよく教わります。

3つは似ていますが、誰に何を伝えるかが少しずつ違います。

報告とは

報告は、頼まれた仕事の進み具合や結果を、頼んだ人に伝えることです。インターン生なら、仕事を振ってくれた社員さんが相手になります。

「頼まれていたリストの入力、50件のうち30件まで終わりました」。終わったときに限らず、途中でも伝えます。

連絡とは

連絡は、関係する人に知っておいてほしい情報を伝えることです。報告と違って、頼まれていなくても伝えます。

たとえば「来週の水曜は大学の試験があるので、お休みをいただきます」は連絡です。自分の意見は入れず、事実だけを短く伝えるのが基本です。

相談とは

相談は、自分だけで決められないことや迷っていることについて、意見をもらうことです。

「お客様に送るメールの文面、この書き方で大丈夫でしょうか」。分からないまま進めるより、早めに聞いたほうが、社員さんもあなたも手間が少なく済みます。

報告は結果、連絡は事実、相談は迷い。今から言おうとしていることがどれかを決めてから話しかけると、一言目が出やすくなります。

報連相の重要性と目的

学生のインターンでも、社員さんは報連相を気にします。インターン生の作業をずっと横で見ているわけではないので、報告がないと様子が分からないのです。自分の仕事をしながら、何人もの様子を気にかけています。

仕事の進み具合を社員が把握できる

報告があれば、社員さんは画面をのぞきに来なくても進み具合が分かります。「今日中に終わりそう」と分かれば、次に頼む仕事も考えやすくなります。

ミスやトラブルを早く直せる

ミスは、気づいた時点で伝えれば小さく済むことが多いもの。宛先を間違えたメールも、送ってすぐなら社員さんが先方に一言添えて終わる場合があります。気づかれないまま数日たつと、取り返しにくくなります。

任される仕事が増える

こまめに報連相をする人には、社員さんも安心して次の仕事を頼めます。黙々と作業していても、周りからは進んでいるのか止まっているのか見えません。

報連相は、礼儀として求められているだけのものではありません。仕事を任せてもらうための前提です。そう考えると、一言かける理由がはっきりします。

報連相をしないとどうなる?

報連相がないと、社員さんも困りますし、結局はインターン生自身が一番困ります。

ミスの原因をあとからたどれない

何が起きたかを伝えていないと、問題が見つかったときに「いつ、どこで、なぜ」が分かりません。同じミスを防ぐ手も打てず、また同じところでつまずきます。

社員があなたの作業の進み具合を知らないままになる

締め切りの前日に「実は半分しか終わっていません」と分かる。社員さんからすると、一番困る形です。あと半日あれば別の人に手伝ってもらえたのに、と思われてしまいます。

小さな遅れが大きなトラブルになる

1時間の遅れなら、その場で言えば予定を少し動かすだけで済みます。黙ったまま次の工程に進むと、遅れが後ろの人の仕事にまで広がります。

チームで仕事を分けにくくなる

誰が何をどこまで進めているかが見えないと、仕事を分けられません。同じ作業を2人でやってしまうこともあります。

小さな遅れほど、早く言ったほうが小さく済む。黙っていて得をする場面は、ほとんどありません。

報連相ができない原因

分かっていても言えない。そんなときは、たいてい次のどれかに引っかかっています。

何を伝えればいいか分からない

「こんなことまで報告するの?」と迷い、結局言わずに終わる。インターンを始めたばかりの頃は特によくあります。迷ったら、伝えるほうに寄せて大丈夫です。細かすぎるなら、社員さんが「そこは言わなくていいよ」と教えてくれます。

忙しそうで声をかけにくい

社員さんがずっとパソコンに向かっていると、話しかけるのをためらいますよね。声をかけるタイミングは、次の「報連相のポイント」と、出社の日の節で具体的に書きます。

ミスを知られるのが怖い

怒られたくない、できない人だと思われたくない。誰でもそう感じます。ただ、ミスを隠して後から見つかるほうが、ずっと信頼を落とします。言い方は「ミスの報告」の記事にくわしく書きました。

どれに当てはまるかが分かれば、打つ手も決まります。

報連相のポイント

伝え方は、次の4つを押さえれば十分です。

結論から話す

一言目は結論にします。「リストの入力、終わりました。2件だけ住所が分からなかったので空欄にしています」。経緯から話し始めると、聞く側は何の話か分からないまま待つことになります。

話がまとまらない人は、結論から話すコツも読んでみてください。

早めに伝える

悪い知らせほど早く伝えます。「間に合わないかもしれない」と思った時点が、言うタイミングです。間に合わないと決まってから言うと、社員さんにできることが減ります。

相手の都合を確かめる

話しかける前に「今、2分ほどよろしいですか」と一言。電話中や会議の直前なら、少し待つか、チャットで送っておきます。質問のタイミングは上司への質問のしかたにまとめています。

事実と自分の考えを分ける

「先方から返信がありません(事実)。来週の打ち合わせが近いので、明日もう一度送ろうと思っています(考え)」。事実と考えが混ざると、社員さんがどこまでを確かな情報として受け取ればいいか分からなくなります。

ミスを伝えるときの言い方はミスの報告のしかたで例文つきで書いています。

週2〜3日のインターンでの報連相

帰る前の報告は終わったこと・残っていること・気になることの3つ

ここまでの話は、社員として毎日出社する人にも当てはまります。ただ、インターン生は少し事情が違う。

私たちトウカイインターンが掲載している求人は28件(2026年10月13日時点)。そのうち週5日勤務は1件だけで、多くは週2〜3日以上、あるいは月6〜8日ほどの勤務です。次の出勤まで2〜3日空くのが普通なので、「何かあったらその場で報告」が使えない日があります。

帰る前にその日の報告をまとめる

帰る前の数分で、その日やったことを社員さんに伝えます。「今日はリストを30件入力しました。残り20件は次の木曜にやります。住所が分からない2件は空欄です」。終わったこと、残っていること、気になることの3つがあれば足ります。

口で伝えたら、同じ内容をチャットにも短く残しておくと、休みの間に社員さんが見返せます。

次の出勤日までに起きることを連絡しておく

次に来るのはいつか、それまでに先方から返信が来る予定はあるか。インターン生がいない間にも仕事は動きます。「木曜に出勤します。それまでに〇〇さんから返信が来たら、転送をお願いできますか」と伝えておけば、休みの間に止まる仕事が減ります。

テストやサークルで出勤日が変わるときも、決まった時点で連絡を。

迷ったら出勤中に相談を済ませる

家に帰ってから「あれ、どうすればよかったんだろう」と気づいても、次の出勤まで聞けません。少しでも迷ったことは、その日のうちに聞いておきます。帰る前の報告のついでに「1つだけ確認させてください」と添えるのも手です。

毎日いないからこそ、帰り際の数分が報連相の中心になります。月数日や土日だけの勤務でも同じです。

出社して働くインターンでの報連相

掲載している28件のうち10件は、求人に「リモート不可」と書いています。社員さんの近くの席で働く日は、チャットより先に口で伝える場面が増えます。

声をかける前に相手の手が空いているかを見る

電話中、キーボードを打ち続けている、資料を読み込んでいる。そんなときは少し待ちます。手が止まったとき、席を立ったとき、こちらを向いたときが声をかけやすいタイミングです。

急ぎでなければ「お手すきのときに、5分ほどお時間いただけますか」とチャットで送っておくと、社員さんが自分の都合で声をかけてくれます。

口頭で伝えたことはチャットにも残す

口で話したことは、お互いに忘れるもの。数字や日付、頼まれた内容は、話したあとに「先ほどの件、念のため送っておきます」とチャットに書いておきます。言った言わないのすれ違いも防げます。

席を外すときと帰るときに一声かける

ランチや休憩で席を外すとき、帰るとき。「お昼に行ってきます」「今日はこれで失礼します」の一声も、立派な連絡です。インターン生がどこにいるか分かるだけで、社員さんは仕事を頼みやすくなります。

報連相は時代遅れ?かくれんぼう・おひたしとの関係

「報連相はもう古い」という話を聞いたことがあるかもしれません。

報連相が時代遅れと言われる理由

チャットツールで情報がすぐ共有できるようになり、わざわざ報告の時間をとらなくても進み具合が分かる職場が増えました。上司に細かく伺いを立てるより、自分で考えて動くことを求める会社もあります。こうした変化から、報連相の形にこだわりすぎるのは古い、という声が出ています。

ただ、何も伝えなくていいという意味ではありません。チャットで送るのも、報連相のやり方の1つです。

報連相以外の情報共有手法(かくれんぼう・おひたし・ソラ・アメ・カサ)

報連相と一緒によく出てくる言葉が3つあります。

  • かくれんぼう(確連報):確認・連絡・報告。指示を受けたら、まず確認します。
  • おひたし:怒らない・否定しない・助ける・指示する。報連相を受ける上司側の心がけです。
  • ソラ・アメ・カサ:空が曇っている(事実)、雨が降りそう(解釈)、傘を持っていく(行動)。事実と考えを分けて伝える型です。

どれも、報連相を言い換えたり補ったりするものです。インターン生が最初に覚える順番は変わりません。言葉の新しさより、相手が困らない伝え方ができているかを気にすれば十分です。

まとめ

報連相とは、報告・連絡・相談の3つをまとめた言葉です。報告は頼まれた仕事の結果や途中経過、連絡は知っておいてほしい事実、相談は自分だけで決められない迷い。どれを伝えるかを決めてから、結論から、早めに、相手の都合を見て話します。

週2〜3日や月数日のインターンでは、出勤しない日が続きます。帰る前にその日の報告をまとめ、次の出勤日までに起きることを連絡し、迷いはその日のうちに相談しておく。出社の日は、相手の手が空いたときに声をかけ、話した内容をチャットにも残します。

次の出勤日は、帰る前の数分で「今日やったこと、残っていること、気になること」を伝えるところから試してみてください。東海エリアで長期インターンを探しているなら、トウカイインターンの求人も見てみてください。

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