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自己分析ノートは何から書く?作り方と無料テンプレート

執筆・編集:トウカイインターン編集部

自己分析ノートは、何十ページも作る必要はありません。私たちトウカイインターンがすすめるのは、経験の候補、経験ごとの1ページ、共通する強みと弱みの3つだけを書く使い方です。そのまま使える無料のテンプレート(PDF・Excel、登録なし)と、塾アルバイトの経験で書いた1ページの例を載せました。

自己分析ノートとは

自己分析ノートは、自分の経験や、そこから見つけた強み・大切にしていることを、1冊にまとめておくノートです。

診断ツールの結果、アルバイトで褒められたこと、面接で聞かれて詰まった質問。どれも自己分析の材料ですが、スマホのメモや配られたプリントに散らばっていると、ESを書くときに探せません。1冊に集めておけば、応募のたびに開いて、足りないところを書き足せます。

就活ノートや企業研究ノートとは分ける?

分けるのがおすすめです。自己分析ノートは自分のことを書くノート、企業研究ノートは応募先のことを書くノートです。1冊にまとめると、企業のページが増えるほど自分の経験のページが埋もれます。応募先と自分を照らし合わせたことは、当てはまる経験のページの余白に書き足します。

無料テンプレートで経験1つを1ページに書く

テンプレートをダウンロードする

私たちトウカイインターンで作った自己分析シートです。登録なしでそのまま開けます。ノートに使うなら、PDFの2ページ目(6つの問い)を経験の数だけ印刷し、答えを書き込んでA4のルーズリーフと一緒に綴じてください。問いを毎回書き写さずに済みます。3ページ目の自己PR・ガクチカの穴埋めと、4〜6ページの自分史やジョハリの窓のシートも、必要になったときに足せます。パソコンで書くなら、Excel版に答えを入れると自己PRとガクチカの下書きまで自動でできます。

書くのは3つだけ

自己分析ノートに書くのは3つだけ:経験の候補、経験ごとの1ページ、共通する強みと弱み
書くこと中身
経験の候補思い出した出来事を一言ずつ
経験ごとの1ページ6つの問いに答える。まずは3つ
強みと弱み3つの経験に共通することを書く

応募先と照らし合わせたことや、面接で詰まった質問は、当てはまる経験のページの余白に書き足します。経験のページは、新しく思い出したときに足せば十分です。

塾アルバイトの経験で書いた1ページの例

経験1つを1ページに:上に起きたこと、下になぜそうしたかと強みを書いた塾アルバイトの例

手で書く場合は、ページの上半分に起きたこと、下半分になぜそうしたかと、そこから見える強みを書きます。テンプレートと同じ6つの問いです。

場所問い記入例
上① 何をしていた?大学1年の冬、個別指導塾で中学2年生の数学を担当していた
上② 何に困った?生徒が宿題をやってこず、テスト前の詰め込みで点数が上がらない
上③ 何をした?宿題を「10分で終わる量」に分け、できた日を手帳に記録してもらった
下④ なぜそうした?量が多すぎて手が止まっているので、最初の一歩を軽くすれば続くと考えた
下⑤ どうなった?宿題の提出が月2回から毎回になり、保護者からも「家で机に向かうようになった」と言われた
下⑥ 次は何を変える?最初の授業で、どこで手が止まるかを本人に聞いてから計画を立てる
下強み課題を分解して続ける力

書き方の説明のための架空の例です。ページの下は数行空けておき、面接で聞かれて詰まったことを、あとから書き足します。

自己分析ノートを作る3つのメリット

面接で「具体的には?」に答えられる

ノートには、強みと一緒に、それを示す場面が残ります。面接で深掘りされても、その場面を書いたページを読み返しておけば、答えが続きます。

応募先を選ぶ物差しができる

経験のページの「なぜそうしたか」の欄には、自分が大事にしていることが出ます。何枚か書くと共通点が見えてきて、募集内容を読んだときに、自分に合うかどうかを決めやすくなります。

話す内容がぶれなくなる

ES、一次面接、二次面接と進むと、同じ経験を何度も話します。ノートを見返してから臨めば、前に話した内容と食い違うことがありません。

自己分析ノートはいつから作る?準備するもの

始めるのは、最初の応募の前

ノートを作るのは、インターンや本選考に最初に応募する前がいちばん楽です。ESの締め切りに追われながら書くと、経験を1つ掘るだけで終わります。大学1〜2年で長期インターンに応募する人も、応募書類を書く前に経験1つだけでも書いておくと、志望動機が書きやすくなります。

手書きならA5かB5、パソコンならExcelかメモアプリ

手書きなら、A4のルーズリーフがおすすめです。テンプレートをそのまま一緒に綴じられ、経験のページを1枚ずつ足したり入れ替えたりできます。綴じたノートを使うなら、A4サイズか、いつも使っている大学ノートでかまいません。

パソコンやスマホで書くなら、Excelかメモアプリで、経験1つを1シートか1メモにします。手書きとデジタルに優劣はありません。面接の前に見返しやすいほうを選んでください。

自己分析ノートの作り方と書く順番

自己分析の手法はたくさんありますが、ノートに書く順番は、経験を出す、1つを掘る、共通点を言葉にする、応募先と比べる、の順です。

自分史で経験の候補を時期ごとに出す

経験が浮かばないときは、候補を出す前に、小学校から今までを時期で区切り、していたことと、そのときの気持ちを書きます。書いているうちに思い出した出来事は、経験の候補に一言ずつ足します。

モチベーショングラフで気持ちが動いた場面を見つける

横軸を時期、縦軸をやる気にして線を描きます。線が大きく上がった場面と下がった場面が、1ページずつ掘る経験の候補です。

なぜの深掘りで経験を1つ掘る

候補から1つ選び、6つの問いに1ページで答えます。中心になるのは④の「なぜそうしたか」です。ほかにもやり方があった中で、なぜそれを選んだのかが書けると、強みが後付けになりません。

強みと弱みは3つの経験の共通点から言葉にする

経験のページが3つ書けたら、強みと弱みのページに、どの経験にも出てくる行動を書き出します。何度も出てくる行動が強みです。⑥の「次は何を変える?」に繰り返し出てくることは、弱みとして書いておきます。面接で弱みを聞かれたときの答えになります。

価値観と譲れない条件を応募先選びの物差しにする

④の答えを並べると、大事にしていることが見えてきます。「相手が続けやすい形にしたい」が何度も出るなら、それが価値観です。同じページに、働く場所や時間など、譲れない条件と避けたい条件も書いておくと、応募先を絞るときに迷いません。

ジョハリの窓・Will・Can・Must・マインドマップは止まったときに使う

経験のページが書けないときや、強みに自信が持てないときに使う手法です。経験が浮かばないならマインドマップ、強みが本当か確かめたいならジョハリの窓、応募先と合うか比べたいならWill・Can・Mustが向いています。テンプレートの4〜6ページに記入用のシートがあり、書き方は自己分析シートの記事で手法ごとに紹介しています。

書いたノートをESと面接に使う

自己PRとガクチカに使う

自己PRは、強みの一覧から1つ選び、それがいちばんよく出ている経験のページを使って書きます。ガクチカの骨組みは、そのページの①から⑥を順に並べたものです。ESに書いた文章は、そのページの余白に貼るか書き写しておくと、面接の前に見返せます。

志望動機に使う

応募先の募集内容の「仕事内容」と「求める人物」を読み、当てはまる経験のページの余白に、応募先の名前と当てはまる点を1行書きます。どの経験にも当てはまらない項目は、志望動機には入れず、面接で聞かれたときの答えだけ準備しておきましょう。

面接の想定問答に使う

面接の前に、経験のページごとに「なぜその方法を選んだのか」「一番大変だったことは何か」「結果を数字で言うと」に、声に出して答えてみてください。詰まった質問は、その経験のページの余白に書き、答えに使える場面を足します。

自己分析ノートでよくある失敗と続けるコツ

出来事だけを書いて終わる

自分史や候補リストを書いただけでは、ESには使えません。経験のページの④「なぜそうしたか」まで書いて、初めて強みの根拠になります。

きれいにまとめることが目的になる

色ペンで飾ったり、清書したりする時間は、ESには反映されません。走り書きでも、あとから自分が読めれば十分です。

応募先に合わせすぎて本音が消える

応募先の「求める人物」に寄せて強みを書き換えていくと、面接で深掘りされたときに答えが続きません。経験のページの①〜③は、起きたことをそのまま書きます。応募先に合わせるのは、余白に書き足す1行だけにします。

応募と面接のたびに1行足すと続く

ノートを書く日をわざわざ作るより、応募と面接のたびに開くほうが続きます。ESを出したら、面接が終わったら、使った経験のページの余白に1行ずつ足すだけで十分です。

まとめ

自己分析ノートに書くのは、経験の候補、経験ごとの1ページ、共通する強みと弱みの3つだけです。これで、ESと面接の材料がそろいます。あとは応募と面接のたびに、余白に書き足します。

今日は、経験の候補と、経験1つのページだけ書いてください。書く経験が浮かばなければ自分史から、問いを書き写すのが面倒ならテンプレートを印刷して貼れば始められます。経験のページが3つ書けたら、強みと弱みをまとめましょう。

書いたノートは、東海エリアで長期インターンを探すときにも、応募先を選ぶ物差しになります。

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